X線防護用手袋
サブガード
(SG03、SG10)の
お取り扱いについて


三興化学興行株式会社

1.洗浄について

洗浄方法

お客様に一任しております。


洗浄に適切な水の温度

特に最適な温度はございません。
加硫温度150℃に耐えますので、150℃以下であれば支障はございません。


2.滅菌について

推奨の滅菌方法

EOG滅菌  ※添付文書へも明記しております。


EOG滅菌手順

お客様で所有の滅菌機器に定められている方法に従ってください。


EOG滅菌例

温度 : 50℃
圧力 : 0.120MPa
時間 : 7時間


3.管理について

管理方法

・水ぬれに注意し、直射日光、紫外線、オゾン、高温や湿気を避けて保管してください。
 ※日常保管は光の当たらない場所での常温保管が望ましい。
・使用後は、汚れを落として適切に保管してください。


再滅菌品の使用可・不可の判断基準

・製品に傷・亀裂がある場合は再滅菌・再使用をしないでください。


4.洗浄後・再滅菌後のベタツキについて

  • 洗浄後や滅菌後にベタツキが生じる場合がございます。 材質の関係上、避けられない状態で、現状では具体的な対策がございません。 当製品は素材が粘着しやすいゴム製品(合成ゴム)のため、製造時に被膜が粘着しないよう製品にはパウダーが付いております。 このパウダーが洗浄時に取り除かれることで被膜がくっつきやすくなることが考えられます。 洗浄後には内側の水気もよく拭き取ってください。また再滅菌後にもゴム特有のベタツキ感がでた場合は、アルコール清拭(アルコール綿や除菌タオル)で表面を拭いてみてください。
  • パウダーを付けることについて様々な見解がございますが、内側にパウダーを振りかけることにより、手の滑りが良くなります。
  • メーカーとして推奨しているわけではございませんが、再滅菌前には手袋内側にパウダーを付けていただくと粘着が防止されると思われます。